展示情報

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富山を舞台モデルにしたアニメ「サクラクエスト」

2017年の春から秋にかけて放送されたP.A.WORKS制作のTVアニメシリーズ『サクラクエスト』は、南砺市を舞台モデルにした作品で、現地の風景が作中に多く見られるなどアニメファンを中心に話題となりました。


放送終了後には南砺市からサクラクエスト製作委員会へ、南砺市と作中の市「間野山市」の姉妹都市提携の話が持ち掛けられるなど、リアルとアニメの融合による新たな取組みが行われました。


本企画では、『サクラクエスト』から生まれた『リアルとアニメの取り組み』を紹介します。

※12月16日(土)は、イベント開催のため、研修室101にて展示いたします。

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宮本輝-人間のあたたかさと、生きる勇気と。

昭和52年(1977)に、デビュー作「泥の河」で太宰治賞を受賞、その翌年に「螢川」で芥川賞を受賞した宮本輝。

現代の最も優れたストーリーテラーの一人として、「優駿」や「骸骨ビルの庭」をはじめ、ライフワークである「流転の海」シリーズ、「錦繡」「青が散る」「星々の悲しみ」、エッセイ集『二十歳の火影』など、多くの優れた作品を世に送り出してきました。

本展は、「人間が生きること」とはどういうことなのかという、宮本輝作品に通底する、人生に対する深い洞察を、その旺盛な創作活動によって生み出されてきた豊饒な作品世界をひもときながら解き明かします。

この世間でさまざまに綾なす人生に光を当て、人間の内なる心と他者との交流を映し出すとともに、困難や苦悩を抱えながらも前進する生身の姿を描く宮本輝作品の魅力を紹介します。

そこには「人間のあたたかさと、生きる勇気」が満ち溢れているに違いありません。

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おわらと林秋路-風の盆の画家

おわら節の情緒と優雅な踊りで全国的な人気を集める「おわら風の盆」。この雰囲気を伝えるのに欠かせないのが、八尾町出身の林秋路(1903~1973)が描くおわら風の盆の絵画や版画です。越中八尾おわら保存会の創設当初から、新踊りの振付けを図解で伝え、ポスターや絵葉書などを通じておわら風の盆の普及に貢献した秋路は、おわら節の歌詞の創作も行うなど、生涯を通じておわらと深い関わりを持ちました。おわらを熟知する秋路の描く絵と書には、おわら風の盆のもつ抒情性と洗練された美しさが余すところなく表現されています。


一方で秋路は、おわら絵だけでなく、美人画の模写作品、富山の風景や祭りなどを描いた作品も残しています。


また、秋路の作った手漉き和紙は文化人たちに愛され、吉井勇や小杉放庵らは秋路の人柄にひかれて親しく交流を続けました。このほか、俳句作りや商品図案の制作に取り組むなど、秋路は多彩な芸術家でもありました。


本企画展では、林秋路が表現したおわら風の盆について、直筆の書画や版画、おわらの歌詞などを通じて紹介します。


あわせて、文学者や芸術家との交流のありようや、秋路と文学との関わりなどについても明らかにすることで、<林秋路>の全体像を改めて提示していきたいと思います。

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上橋菜穂子と〈精霊の守り人〉

2014年に児童文学における最高の賞である国際アンデルセン賞作家賞、2015年に『鹿の王』で本屋大賞を受賞した上橋菜穂子氏。作家デビュー以来、『精霊の守り人』『獣の奏者』などのベストセラーを発表し続けています。


文化や価値観の異なる人々が織りなす世界を鮮やかに描きあげる作品は、海外でも高い評価を得ており、世界中の老若男女に愛されています。


本展は、代表作〈精霊の守り人〉シリーズを中心に、その卓越した物語世界を紹介する初の大規模な展覧会です。


シリーズ関連資料や文化人類学の研究資料、語り下ろしのインタビュー映像、テレビドラマ、アニメ、マンガの関連資料などで作品の魅力に迫ります。


ファンタジーや児童文学の枠をはるかに超えた比類のない「本物の物語」の面白さを、ぜひご堪能ください。

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官人 大伴家持-困難な時代を生きた良心

富山県の大伴家持生誕1300年記念事業の一環として、高志の国文学館では平成29年より3回シリーズで記念企画展を計画、第1回は「官人(つかさびと) 大伴家持―困難な時代を生きた良心」を開催します。


現存する最古の歌集『万葉集』。その編纂に深く関わったとされる大伴家持は、かつて奈良に都のあった時代に、伝統ある貴族の嫡流に生まれました。大伴氏は天皇の護衛にあたり活躍した祖先伝承をもち、家持は名門貴族としての自負と武門の伝統を意識し続けました。家持は、奈良時代を代表する歌人であると同時に、政治に携わり、波乱の歴史を生きぬいた一人の官人でした。


本展は、家持が赴任した各地の博物館等が所蔵する貴重な資料を一堂に展観し、困難な時代を懸命に生きた良心の叫びともいえる数々の歌とともに、官人・家持の実像を紹介します。