展示情報

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宮沢賢治 童話への旅

令和元年5月25日(土)~7月15日(月・祝)

「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」など、数多くの童話や詩を残した宮沢賢治。自然との交感を扱った豊穣な作品世界は、今も読む者の想像力を刺激し、魅了し続けています。


本展では賢治童話の舞台を写真パネルでたどるほか、賢治童話の世界を絵本原画や映像を交え、多面的に紹介します。また、賢治の足跡を振り返るための資料も充実。「石っこ賢さん」と呼ばれるくらいに収集に熱中していた鉱物、家族との貴重な写真や賢治が描いた絵、両親に宛てた書簡などをご覧いただきます。中でも、賢治が愛用し、実像に迫る重要な書き込みが多く残されている「雨ニモマケズ」手帳は、北陸初公開です。


「ほんとうの幸い」とは何か。賢治の童話作品を手がかりとして、探求する旅に出てみませんか。

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宮沢賢治自筆の「雨ニモマケズ」手帳ほか、北陸初公開!

令和元年5月25日(土)~7月15日(月・祝)

門外不出とされる宮沢賢治の自筆資料(林風舎蔵)が、「宮沢賢治 童話への旅」展(5月25日(土)~7月15日(月・祝)、高志の国文学館)で、北陸初公開されます。期間限定での公開となる資料もありますので、お見逃しなく!


主な初公開資料は以下の通り。( )内は自筆資料展示期間。期間外は複製を展示。


宮沢賢治の弟、清六氏の孫にあたる宮澤和樹氏(株式会社林風舎代表)が本展開会式(5月25日(土))に合わせて来県。宮澤氏によるオープニング・ギャラリートーク(11:00~)を開催します。ぜひお越しください。

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賢治の代表作14作品を絵本原画でたどる!

令和元年5月25日(土)~7月15日(月・祝)

「宮沢賢治童話への旅」展(5月25日(土)~7月15日(月)、高志の国文学館)では、宮沢賢治の代表作14作品を絵本原画70点で紹介します。賢治の童話世界を絵本画家の多彩な表現と共にお楽しみください。


主な絵本原画展示作品は以下のとおりです。


『セロ弾きのゴーシュ』(さとうあや、ミキハウス)


『ざしき童子(わらし)のはなし』(伊勢英子、講談社)


『気のいい火山弾』(田中清代、ミキハウス)


『やまなし』(川上和生、ミキハウス)


『雪わたり』(方緒良、ミキハウス)


『風の又三郎』(伊勢英子、くもん出版)


『どんぐりと山猫』(田島征三、ミキハウス)


『注文の多い料理店』(スズキコージ、ミキハウス)


『オツベルと象』(荒井良二、ミキハウス)


『なめとこ山の熊』(あべ弘士、ミキハウス)


『よだかの星』(ささめやゆき、ミキハウス)


『雨ニモマケズ』(柚木沙弥郎、ミキハウス)


『銀河鉄道の夜』(東逸子、くもん出版)


『ポラーノの広場』(小林敏也、パロル社)


この他に、『ポラーノの広場』(小林敏也、パロル社)の原画を用いたスタンプラリーなども開催しています。ぜひご家族でご来館ください。

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おわら風の盆の画家 林秋路(はやし あきじ)特集

令和4年6月24日(金)~10月24日(月)


 富山県八尾町で9月1日から3日にかけて行われる「おわら風の盆」は、情緒豊かな音曲と踊りで知られる秋の風物詩です。



 八尾町出身の林秋路(1903~1974)は、このおわらを題材とした多くの書画や版画を世に残しました。絵葉書やポスター、踊り方の図解などを描いて「おわら風の盆」の宣伝や普及に貢献したほか、おわら節の歌詞の制作も行うなど、生涯を通じておわらと深い関わりを持ちました。



 秋路の作品には、踊り手や地方(じかた:演奏者、歌い手)のしなやかな動きが美しい線で表現されており、絵に添えられた書(おわら歌詞)にも独特の味わいがあります。町の風景や四季のなかに息づくおわらを描いた数々の作品は、八尾の風土のそのものの魅力を伝える無二の存在だといえます。



 本展では、おわら風の盆をテーマにした書画、版画を中心に展示します。秋路による独創的で情感あふれるおわら風の盆の世界をお楽しみください。あわせて、秋路の俳句についてもご紹介します。


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ヘルン文庫コーナー「ラフカディオ・ハーンの再話作品(日本の怪談)」

開催期間:令和4年8月3日(水)~12月26日(月)

 「耳なし芳一」「むじな」「ろくろ首」「雪女」など、『怪談』に収められたこれらの物語は、一般的にハーンの代表作としてよく知られています。これらは、日本の昔話や伝説などをもとに、ハーンが独自の表現で書き直した文学作品であり、「再話」と呼ばれるものです。



 明治23年(1890)に来日して以降、日本の昔話や伝説に関心を抱くようになったハーンは、来日後第1作『知られぬ日本の面影』(1894年)において、その土地の伝承を語りの形で作品中に取り込み、『霊の日本』(1899年)からは、4篇の独立した再話作品を書きました。翌年の『影』からは、再話作品6篇を著作の柱として巻頭に掲げるようになり、続く『日本雑録』(1901年)には6篇、『骨董』(1902年)には9篇、『怪談』(1904年)には最多の14篇の再話作品を収めるに至りました。なかでも、晩年の『骨董』『怪談』収録の再話物語は、作品としての完成度が高く評価されています。


 妻セツの回想記『思ひ出の記』には「幽霊滝の伝説」(『骨董』所収)の登場人物のセリフをセツに何度も繰り返させ、その言い方や声の調子はどうだったか、などと本にないことまで2人で相談したことが語られています。登場人物に人間的な肉付けが与えられ、物語にリアリティが生れていく過程がうかがえます。





〈ヘルン文庫について〉


 高志の国文学館は、富山県の「ふるさと文学の総合窓口」の役割を果たす一環として、富山大学に伝わる「ヘルン文庫」を紹介するコーナーを、常設展示室に設けています。


 ヘルン文庫は、明治期の日本を海外に紹介した、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの旧蔵書からなる大変意義深い文庫です。


 これまでに常設展をご覧いただいた方も、この機会にぜひお越しください。