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過去の常設展

PAST PERMANENT Exhibition

翁久允と吉井勇・川田順―富山を訪れた歌人たち

2020年6月19日(金)2021年6月17日(木)

終了しました

展示場所
ふるさと文学の蔵③
主な展示資料
後期2では、川田順が翁久允に送った書簡や、後期1に引き続き、翁久允・小又幸井らから川田順に送った書簡(当館蔵、久泉迪雄氏寄贈)などを紹介します。
*展示資料一覧と上記原稿の翻刻を掲載した『特別コレクション室ガイドペーパー』をご用意しています。

高志の国文学館では、公益財団法人翁久允財団の協力を得て、翁久允旧蔵資料の調査を行っています。本展示は、その調査報告の一環として、翁久允と、富山歌壇に大きな影響を与えた二人の歌人―吉井勇と川田順との親交を伝える資料を紹介します。

翁久允(おきな・きゅういん 1888~1973)は、小説家、ジャーナリストとして活躍し、昭和11年(1936)に郷土文化誌『高志人』を創刊、生涯を通じて刊行を続けました。

吉井勇(1886~1960)と川田順(1882~1966)は、戦時中、雑誌統合により『高志人』が『高志』と改称して刊行された時期を中心に、短歌や文章を寄稿しました。

今回の展示では、郷土文化誌『高志人』、『高志』に掲載された川田順の原稿、川田順の『鷲』10首の内1首の紙本墨書(当館蔵)のほか、翁久允・小又幸井から川田順に宛てた寄せ書き(当館蔵、久泉迪雄氏寄贈)などを紹介します。寄せ書きには、小又幸井が川田順邸を訪ねた際の思い出や翁久允の絵が記されています。