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開催中の常設展

辺見じゅん特集―『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』映画化記念


ぼくはね、人間が生きるということはどういうことなのか、

シベリアにきてようやく分かってきた気がするんだ。

―「第五章 シベリアの「海鳴り」」『文春文庫 収容所から来た遺書』より

 

富山県ゆかりの作家・辺見じゅん(生没年:19392011)。

辺見の代表作『収容所から来た遺書』は、第二次大戦後、ソ連軍によってシベリアに連行され、極寒の強制収容所(ラーゲリ)に抑留されるも、帰国の希望を捨てず仲間を励ましつづけ、自らの信念を最後までつらぬいた、ひとりの人物の実話を描いたノンフィクション作品です。

令和4年12月には、本作品を原作とした映画「ラーゲリより愛を込めて」が公開されます。

本展では、映画化を記念して、辺見じゅんの『収容所から来た遺書』の自筆原稿や構想メモ、作品執筆のための取材資料などを紹介します。


●展示資料

展示ケース① ノンフィクション作品

・辺見じゅん著作『収容所から来た遺書』『昭和の遺書』『ダモイ 遥かに』

・第21回大宅壮一ノンフィクション賞贈呈式案内状(日本文学振興会)

 

展示ケース② 自筆原稿・構想メモ

 ・辺見じゅん自筆『収容所から来た遺書』に関する構想メモ

 ・『収容所から来た遺書』草稿

 

 展示ケース③ 取材資料

 ・辺見じゅん自筆ノート「収容所から来た遺書ノート」

 ・インタビューの文字起こし原稿

 

 展示ケース④ メディア化

 ・朗読劇パンフレット、公演チラシ

 ・コミカライズ作品  など 

 ○映画情報

 タイトル:「ラーゲリより愛を込めて」

 監  督:瀬々敬久

 脚  本:林民夫

 出  演:二宮和也、北川景子など

 配  給:東宝



  • 展示期間
    令和4年10月29日(土)~令和5年2月20日(月)
  • 展示場所
    高志の国文学館常設展示室特別コレクション室
  • 主な展示資料
    辺見じゅん著書、自筆原稿・構想メモ、取材資料、メディア化資料