高志の国文学館

KOSHINOKUNI Museum of Literature

ホーム > お知らせ > 展示 > 大伴家持生誕1300年記念企画展「官人 大伴家持-困難な時代を生きた良心」重要文化財の展示について

お知らせ

高志の国文学館では、現在開催中の大伴家持生誕1300年記念企画展「官人 大伴家持-困難な時代を生きた良心」において、

以下のとおり重要文化財の展示を行いますので、この機会にぜひご観覧ください。

 

1 展示物

・重要文化財 太政官符〈宝亀三年五月廿日/大伴家持自署〉          〔国(文化庁)保管〕

・重要文化財 平城宮跡内裏北外郭官衙出土木簡「越中国羽咋郡中男作物鯖壹伯隻」〔奈良文化財研究所所蔵〕

 

2 期 間

・太政官符 5月11日(木)~6月5日(月)

・木  簡 5月24日(水)~6月5日(月)

 

3 場 所

高志の国文学館 企画展示室

 

4 概 要

(1)太政官符(だじょうかんぷ)

太政官符とは、奈良時代の律令官制の最高機関である太政官が、管轄する役所にくだす公文書のことで、

今回展示している太政官符は、宝亀3年(772)5月20日付で大伴家持自筆の署名があるものです。

家持自筆の署名があるもので現存しているのは2点のみで、そのうちの貴重な1点です。

 

(2)平城宮跡内裏北外郭官衙出土木簡「越中国羽咋郡中男作物鯖壹伯隻」

(へいじょうきゅうせきだいりきたがいかくかんがしゅつどもっかん)

木簡には、「越中国羽咋郡中男作物鯖壹伯隻」と記載されており、家持が越中国守として着任した年に、

当時越中国であった能登から、サバを税として都に送ったことがわかります。

3月10日の国の文化審議会で国宝への格上げが答申されたものであり、当時の国司の仕事を知る貴重な資料です。