高志の国文学館
高志の国文学館

| English | 中文 | 한국어 |
| Русский | Portugues |

ホーム > お知らせ > 展示 > 企画展「川の文学-うつりゆく富山の歴史の中で-(10/30(木)~12/23(火・祝))」

お知らせ

 奈良時代、越中国に都から赴任した国守・大伴家持は、越中国内の川の魅力、恵み、人々の営みを歌に詠み、そして万葉集に残した。時代が下って江戸時代。富山の城下町を流れる神通川に架けられた舟橋は、川舟を繋いだ芸術的ともいえる光景とその日本一の長さから、歌川広重の浮世絵にも描かれ、日本屈指の名所となった。明治時代、あまりにも急峻な流れの常願寺川は、富山を訪れた治水の世界的技術者が「これは川でなく滝だ」と驚いたという逸話を生んだ。そして昭和の高度経済成長期、秘境黒部峡谷に文明の光を差し込んだ黒部ダム建設。その前人未到の難工事は、黒部川という自然と人との戦いでもあった。

 今もなお文学者や芸術家の心を魅了し続けている富山の川―。当企画展では、富山の七大河川をめぐる風土や文化を、川にゆかりのある文学作品をとおして紹介し、ふるさとの自然や歴史、そこで暮らす人々の心と知恵をひもときます。

   

会  期 平成26年10月30日(木)~12月23日(火・祝)
     ※10月30日(木)午前10時より開会式を行います。

主  催 高志の国文学館

開館時間 『展示部門』9:30~17:00(入館は16:30まで)

休 館 日 毎週火曜日(ただし12/23(火・祝)は開館)

観 覧 料 一般400円(320円) 大学生300円(240円)
     ※( )内は20人以上の団体料金
     ※高校生以下、及び各種障害者手帳をお持ちの方は観覧無料

展示構成
(1)県西部の長大な流れと人々の営み 「い行き廻る流れ-西部の川-」

朝床に舟歌を聞く ― 射水川(小矢部川) ―
あしつきを採る乙女 ― 雄神川(庄川) ―
【展示資料等】
佐竹美保「春の苑紅にほふ はじめての越中万葉」より「二上山」「射水川」「二上山より立山遠望」「朝床に…」(水彩画)、「寛永版本万葉集」、「越中能登遠近山々見取り図」(巻子本)、山田和「瀑流」(書籍)、藤森兼明「紅にほふ少女らし」(洋画)など

 (2)県中部の豊富な水量と人々の闘い 「川とともに生きる-中部の川-」
自由自在の舟橋 ― 神通川・松川 ―
イタイイタイ病と戦った人々 ― 神通川 ―
螢となる雪 ― いたち川 ― 
怒り出したら手がつけられない ― 常願寺川 ―
 ・トピックス 雲の子供を生む滝 ― 称名滝 ―
 ・トピックス 安政五年飛越地震の大洪水
【展示資料等】
初代歌川広重「六十余州名所図会」より「越中 富山船橋」、十返舎一九「金草鞋」、小寺菊子「河原の対面」、新田次郎「神通川」、宮本輝「螢川」、安政の飛越能地震の絵図、高橋敬市:称名滝の大型写真パネルなど

 (3)県東部の急峻な渓谷の神秘と文明の光 「氷雪の水、幽翆の谷-東部の川-」
落ちたぎつ雪解水 ― 早月川・片貝川―
谷いよいよ深く、数しらぬ瀬 ― 黒部川 ―
【展示資料等】
木本正次「黒部の太陽」、田渕俊夫「流(十字峡)」(日本画・セレネ美術館蔵)、志水哲也「北又谷・魚止ノ滝」写真パネルなど

関連イベント
(1)記念講演(定員100名・高志の国文学館101研修室)  申込必要/参加無料
 ①「“クロヨン“が遺したもの-怯まず、諦めず、そして謙虚に-」
 講 師 大田 弘 氏((株)熊谷組 代表取締役会長)
 日 時 11月8日(土) 14:00~15:30 

 ②「「川」をめぐる物語」
 講 師 山田 和 氏(作家、『瀑流』著者、講談社ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞受賞)
 日 時  11月30日(日) 14:00~15:30   

(2)文学講座(定員72名・高志の国文学館101研修室)  申込必要/参加無料
 ③「神通川の怪異-泉鏡花「蛇くひ」「黒百合」「鎧」を中心として-」

 講 師 立野 幸雄 氏(射水市大島絵本館長)
 日 時 12月13日(土) 14:00~15:30 

(4)友の会主催トークイベント(定員100名・高志の国文学館101研修室)  申込必要/参加無料
 ④「挿絵のこだわり」
 講 師 佐竹 美保 氏(挿絵・装画家)
 日 時 11月2日(日) 11:00~12:00
 ※トークイベント終了後、サイン会を行います。

  [申込方法]
 電話・FAX・メールのいずれかにより、イベント名(①~④複数可)、氏名、電話番号を高志の国文学館までお知らせください。
 TEL 076-431-5492  
 FAX 076-431-5490
 申込み専用メール: koshibun★esp.pref.toyama.lg.jp
 ★は@に変換してください。 

(5)学芸員による展示解説  申込不要/観覧券必要
 日 時 11月2日(日)、11月8日(土)、11月30日(日)、12月23日(火・祝) 
 いずれも13:00から

(6)フィールドワーク
 県東部の川などをめぐるフィールドワークを開催します。詳しくはチラシ(PDF)をご覧ください。
 ※定員に達したため、募集を修了しました。

「『崩れ』をめぐって(11月22日)」チラシ

パンフレットのダウンロード

「県東部の川の歴史と文学(11月29日)」チラシ

パンフレットのダウンロード