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「博物館実習」について
令和5年度博物館実習に関するお問い合わせは、各大学の担当課(部署)を通じて、下記担当までご連絡願います。
担当 高志の国文学館 博物館実習係
〒930-0095 富山市舟橋南町2番22号
TEL:076-431-5492

開館10周年記念企画展「没後50年 川端康成展-愛を乞う魂」
「伊豆の踊子」「雪国」などの代表作で知られる川端康成(1899 ~ 1972)。アジアで2人目のノーベル文学賞受賞者として世界にその名を謳われ、没後50年となる現在も数多くの著書が読まれ続けている、日本を代表する文豪のひとりです。
日本の美を描いた作家という印象が強い川端ですが、初期のころは〈新感覚派〉の一員として、先鋭的な作品で注目されています。また、長い作家生活のなかで常に新しい芸術表現を試み、幅広いジャンルの作品を手がけました。戦後は、一般的な道徳を超えたところにある独自の美=〈魔界〉を追求し続け、変幻自在な筆でつむいだその物語は、驚くべき多様性と多面性に満ち、頁をめくるたびに読者を新たな世界へと誘います。
川端は、14歳の時には唯一の肉親であった祖父とも死別し、孤児となりました。人の愛情をありがたいと感じながらも、癒されることのないさびしさは、孤独を乗り越えようと人とのつながりを追い求める、各作品の登場人物にも映しだされています。
本展では、作品に底流する〈人間・川端〉のさびしさとやさしさ、人間の根源を見つめ、紡いだ、〈川端文学〉のさまざまな愛の世界をご紹介します。
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3/5(日)<第2回>「富山の万葉故地を訪ねた歌人たち」は定員に達しました。
3/18(土)<第3回>「幻想の神聖皇統一―大伴家持吉野賛歌」(巻十八・四〇九八~四一〇〇)は定員に達しました。
③映画上映会「伊豆の踊子」は定員に達しました。
④書道パフォーマンスは終了いたしました。

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