前売券発売中
「没後20年 詩と出会う旅 南桂子の世界展」
2024年12月7日(土)〜2025年2月11日(火)
南桂子(1911~2004)は、現在の富山県高岡市に生まれ、県立高岡高等女学校では絵画制作や詩作に親しむ多感な少女時代を過ごしました。戦後まもなく上京し、銅版画と出会った南は、パリやサンフランシスコなど海外で活躍し、詩情あふれる銅版画作品を残しました。
銅版画家になる前の一時期、南は壺井栄に師事し、童話作家を志していたことがありました。新聞に掲載された作品のほか、遺品の巾着箱の中から詩や童話を書きつけた原稿用紙も見つかっており、南桂子のもうひとつ作品世界をのぞき見ることができます。
没後20 年に開催する本展では、銅版画作品と自作の童話や詩、詩人たちのことばをとおして南桂子の世界を旅します。