企画展
SPECIAL Exhibition
「池波正太郎展―人間通のまなざし」
2025年3月29日(土)〜2025年6月9日(月)

- 開館時間
- 9:30~18:00(観覧受付は17:30まで)
- 休 館 日
- 毎週火曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)、4月30日(水)、5月7日(水)
- 観 覧 料
- 一 般 400円(320円)
大学生 200円(160円)
※()内は20名以上の団体料金。企画展観覧券で常設展もご覧いただけます。
※小・中・高校生及びこれに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は無料。 - 前売券の販売
- 前売り・一般 320円
- 主催
- 高志の国文学館
- 共催
- 北日本新聞社
富山テレビ放送 - 特別協力
- 池波正太郎記念文庫
池波正太郎ふれあい館
株式会社オフィス池波
越中・井波を愛した作家
『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』などの人気シリーズを生みだした作家・池波正太郎(1923~1990)。ドラマ化・映画化・アニメ化によってファン層の裾野を広げたその作品は、没後35年を迎える現在も、多くの読者に読み継がれています。
東京浅草で生まれ育ち、劇作家として出発した池波の時代小説には、江戸の町を彷彿とさせるような情緒があり、登場人物たちが営む日々の暮らしの風景に、季節感漂う料理が彩りを添えています。また、善悪両面を併せ持つ、矛盾に満ちた「人間」という存在を深く見つめ、独自の造語や文体により、登場人物たちが織り成すドラマを描き出しているところに、色あせない魅力があります。
本展では、池波正太郎記念文庫、池波正太郎ふれあい館の特別協力を得て、新しい時代小説の世界を切り開いた池波作品の魅力と創作の舞台裏について、貴重な自筆原稿や創作資料、挿絵原画等により掘り下げます。あわせて、小説と並んで人気の高い、食、映画、旅などについて語ったエッセイや、晩年趣味とした絵画の世界、父方の先祖の出身地である越中井波の人々との交流など、作家の横顔についてもご紹介します。
画像 池波正太郎の書斎復元コーナー(池波正太郎記念文庫提供)