展示情報
exhibition
終了した常設展
特別コレクション室「堀田善衞の詩―館蔵品より」
2019年3月13日(水)~6月24日(月)

高志の国文学館では、2018年10月17日から12月17日まで、生誕100年記念特別展「堀田善衞-世界の水平線を見つめて」を開催しました。特別コレクション室では、2019年3月13日(水)から6月24日(月)まで、堀田善衞の詩の草稿4点と、詩人・深尾須磨子とともに記した色紙を館蔵品より紹介します。
堀田善衞は、戦中戦後にかけて、数十篇の詩を残しています。その詩は、多くが死を描いたものでした。
堀田は、1952年(昭和26年)度下半期の芥川龍之介賞を「広場の孤独」、「漢奸」ほかで受賞した後、小説、文明批評、評伝と、散文の世界に仕事の場を移していきます。戦争で失われた多くの命を悼む詩群は、その出発点に位置づけられます。
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【概要】
(1) 展示期間 2019年3月13日(水)~6月24日(月)
(2) 展示場所 高志の国文学館特別コレクション室
(3) 展示数 6点
(4) 主な作品・資料
・自筆原稿 詩稿「熱高く」ほか(当館蔵)
・自筆色紙 堀田善衞・深尾須磨子色紙(当館蔵)