お知らせ

information

2022.04.23

【常設展示室】立山曼荼羅の展示替えを行いました

富山県〔立山博物館〕連携展示

立山曼荼羅の展示替えを行いました。

展示期間:令和4年4月21日(木)~6月20日(月)


立山曼荼羅 佐伯家本(複製)

原資料:個人蔵(立山町)

紙本着色・四幅一対、本紙縦148.8㎝×横180.9㎝

協力:富山県〔立山博物館〕



江戸時代の「立山信仰世界」を絵画化したものを「立山曼荼羅」と呼んでおり、現在約50点が確認されています。その多くは、文政期以降に量産され、立山衆徒が「絵解き」という方法で諸国(現在の東京・大阪・愛知・長野)に「立山信仰」をひろめる際に用いたものです。


今回展示している佐伯家本は、所有者の家に「佐伯久松」という立山曼荼羅の絵解きに長けた人物がおり、この久松の立山曼荼羅が伝来したのだといわれています。

図像の数が多く、立山山中の諸堂舎や登拝道の名所、諸行事、地獄の各場面などに札銘(文字註)があることから絵解きに使用されたと考えられます。しかし、所蔵する佐伯家は芦峅寺の百姓家であることから、どのように用いられたのかは明らかではありません。


100490_01.jpg