過去の常設展
PAST PERMANENT Exhibition
ヘルン文庫コーナー「ハーンとモーパッサン」
2023年5月17日(水)〜2023年7月24日(月)
終了しました
- 展示場所
- ふるさと文学の蔵③
- 主な展示資料
- 富山大学附属図書館収蔵のラフカディオ・ハーンとモーパッサン著作物などを展示しています。
ハーンとモーパッサンは同じ1850年の生まれです。今回はハーンが、1880年代から有名になったモーパッサンからどのような影響を受けているかについて考察します。
〈展示物について〉
- ラフカディオ・ハーン「素晴らしい散文家」A Great Prosateur (『東西文学評論』Dodd,Mead 1923 所収) 富山大学附属図書館蔵
- ラフカディオ・ハーン述、田部隆次ほか編『芸術・文学・哲学論(東大講義録)』(北星堂 1932年) 富山大学附属図書館蔵
- モーパッサン「脂肪の塊」Boule de suif (『メダンの夕べ』 Charpentier, 1880 所収) 富山大学附属図書館蔵(ヘルン文庫)
- モーパッサン『ロンドリ姉妹』Les sœurs Rondoli (Paul Ollendorff, 1884) 富山大学附属図書館蔵(ヘルン文庫)※写真展示
- モーパッサン『ロンドリ姉妹』Les sœurs Rondoli (Société d'édition Littéraires et Artistiques, 1904年) 富山大学附属図書館蔵(ヘルン文庫)
※テーマの設定から資料の選定、パネル・キャプションの執筆まで、富山大学の中島淑恵教授にご担当いただいています。
〈ヘルン文庫について〉
高志の国文学館は、富山県の「ふるさと文学の総合窓口」の役割を果たす一環として、富山大学に伝わる「ヘルン文庫」を紹介するコーナーを、常設展示室に設けています。
ヘルン文庫は、明治期の日本を海外に紹介した、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの旧蔵書からなる大変意義深い文庫です。
これまでに常設展をご覧いただいた方も、この機会にぜひお越しください。