企画展
SPECIAL Exhibition
没後50年 翁久允 OKINA Kyuin展
2023年12月16日(土)〜2024年3月4日(月)

- 開館時間
- 9:30~18:00(観覧受付は17:30まで)
- 休 館 日
- 毎週火曜日、年末年始(12月29日(金)~1月3日(水))、2024年2月26日(月)
- 観 覧 料
- 一 般 400円(320円)
大学生 200円(160円)
※()内は20名以上の団体料金。企画展観覧券で常設展もご覧いただけます。
※小・中・高校生及びこれに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は無料。 - 前売券の販売
- 前売り・一般 320円
アメリカで暮らし、インドを歩き、富山から発信し続けたコスモポリタン
翁久允(おきな・きゅういん 1888〜1973)は、現在の富山県立山町出身の小説家・ジャーナリストです。アメリカで約18年を過ごし、帰国して「週間朝日」の編集に携わりました。1931年、画家の竹久夢二とともに再び渡米、1933年にはインドに旅して詩人・タゴールを訪ねます。両国での経験は、小説『悪の日影』、評論集『宇宙人(コスモポリタン)は語る』、『今日の印度』などに記されています。1936年、富山で郷土文化誌『高志人』を創刊、生涯を通じて刊行を続けました。
明治末期から大正期にアメリカに暮らし、インドを歩き、移民社会や文明の相克を目の当たりにした経験をもとに、郷土の歴史と文化を知ることの重要性を伝え続け、共有する場をつくり続けた翁久允の仕事を紹介します。