2023.09.08

ご来館の皆様へ―高志の国文学館の工事について

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企画展

SPECIAL Exhibition

没後50年 翁久允 OKINA Kyuin展

2023年12月16日(土)2024年3月4日(月)

開館時間
9:30~18:00(観覧受付は17:30まで)
休 館 日
毎週火曜日、年末年始(12月29日(金)~1月3日(水))、2024年2月26日(月)
観 覧 料
一 般 400円(320円)
大学生 200円(160円)

※()内は20名以上の団体料金。企画展観覧券で常設展もご覧いただけます。
※小・中・高校生及びこれに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は無料。
前売券の販売
前売り・一般 320円
アメリカで暮らし、インドを歩き、富山から発信し続けたコスモポリタン

翁久允(おきな・きゅういん 1888〜1973)は、現在の富山県立山町出身の小説家・ジャーナリストです。アメリカで約18年を過ごし、帰国して「週間朝日」の編集に携わりました。1931年、画家の竹久夢二とともに再び渡米、1933年にはインドに旅して詩人・タゴールを訪ねます。両国での経験は、小説『悪の日影』、評論集『宇宙人(コスモポリタン)は語る』、『今日の印度』などに記されています。1936年、富山で郷土文化誌『高志人』を創刊、生涯を通じて刊行を続けました。
明治末期から大正期にアメリカに暮らし、インドを歩き、移民社会や文明の相克を目の当たりにした経験をもとに、郷土の歴史と文化を知ることの重要性を伝え続け、共有する場をつくり続けた翁久允の仕事を紹介します。