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常設展

PERMANENT Exhibition

富山県立図書館特別展示「大井冷光特集」

富山県立図書館特別展示「大井冷光特集」

2024年3月20日(水)2024年6月24日(月)

開催中

展示場所
ふるさと文学の蔵①

展示品

1.「Andersen's Life」《冷光文庫》

英文で書かれたアンデルセン童話を、大井冷光が2冊のノートに手写したもので、挿絵もそのままペンで模写してあります。

 

2.「探検国司令節記念号 探検第14号」

明治38年の早稲田大学予科進学断念から富山県米穀検査所就職までの顛末を書いた、冷光著「拾はれた日」が掲載されています。

 

3.冷光著「狼と外套(少年 大正9年12月号)」

冷光らしい結末と中野正治が描いたと思われる挿絵をお楽しみください。

 

4.「大井冷光肖像」 伊原宇三郎画

童話作家大井冷光がツバキの花咲く林のなかで静かに立っている姿が描かれています。富山県重要美術品です。

 

【「冷光文庫」とは?】

 童話作家大井冷光の蔵書321冊(和書153冊、洋書122冊、製本誌44冊、稿本2冊)。

 冷光は、富山日報社に勤務するかたわら、童話作家・登山家として活躍されました。明治44年に上京しても久留島武彦に師事し、「少年」「少女」などを編集するとともに、全国各地に奔走して童話の自作自演に全力を傾けたが、大正10年童話自演中に倒れ、急死。

 本文庫中には「少年」「少女」のバックナンバー、アンデルセン、グリムなどの外国童話の原書があります。