企画展
SPECIAL Exhibition
没後40年 源氏鶏太展(仮称)
2026年1月17日(土)〜2026年3月9日(月)
- 開館時間
- 9:30~18:00(観覧受付は17:30まで)
- 休 館 日
- 毎週火曜日、2月12日
- 観 覧 料
- 一 般 400円(320円)
大学生 200円(160円)
※()内は20名以上の団体料金。企画展観覧券で常設展もご覧いただけます。
※小・中・高校生及びこれに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は無料。 - 前売券の販売
- 前売り・一般 320円
- 主催
- 高志の国文学館
- 共催
- 北日本新聞社
北日本放送
読めばわかる、おもしろさ。室井滋の朗読でたどる源氏鶏太の魅力!
山内マリコによる『青空娘』の解説が人気を呼び、その後文庫の復刊が相次いだことで改めて評価されている作家、源氏鶏太(1912~1985)。
富山市の「売薬さん」の家庭に生まれ、富山商業学校(現富山商業高等学校)卒業の昭和5年(1930)に住友合資会社に入社。高校在学中には詩作に熱中し、やがて文学青年だった兄の影響で小説を書き始めます。戦後は本格的に小説に取り組み、昭和26年(1951)には『英語屋さん』ほか2編で直木賞を受賞。映画化もされた『三等重役』で人気を博します。
昭和31年(1956)に退職するまで、26年間の会社員生活を送った源氏鶏太は、自らの体験を生かした「サラリーマン小説」という新しい分野を開拓し、その悲喜こもごもをユーモア小説に仕立て、数々のベストセラーを生み出しました。
本展では、明るくユーモアにあふれ、読者に夢と元気を届ける源氏鶏太の作品を、貴重な資料と室井滋の朗読でご紹介します。
画像:源氏鶏太